CentOS8でLVMのディスクを追加した話(うろ覚え)
先日CentOS8.1_1911の仮想マシンについて、仮想マシンのディスクを増設しマウントしたので備忘録代わりに記載する。
ログがないのでうろ覚えです。精度についてはお察しください。
追加したディスクにパーティションを設定する。
パーティションを設定する前に、ディスクがどのデバイスとして認識されているか確認します。
fdisk -l
ディスクが認識されているデバイスのパスを確認したら、パーティションを設定していきます。
fdisk <ディスクのパス(/dev/sd*)> //パーティションの状態を確認する。 p //パーティションを作成する。 n //この後、パーティションを設定するが、設定は省略 //fdiskのメニューに戻ったら、パーティションのタイプを変更 //ここではタイプをLinuxLVMに変更している。 t (追加したパーティション番号) 8e //編集したパーティションの情報を書き込む w
ここまで実施したら、仮想マシンを再起動する。
shutdown -r now
PVを作成する。
作成したパーティションにPhysical volume(以下PV)を作成していきます。
pvcreate <パーティションのパス>
作成したら、PVが追加されていることを確認します。
pvdisplay
VGを拡張する。
パーティションを作成できたら、LVMのVolume group(以下VG)を拡張していきます。
まずはVolume groupの情報を確認します。
vgdisplay
ここでVGの総サイズ(VG Size)と未割当の領域(Free PE /Size)を確認しましょう。
確認したら、VGを拡張していきます。
vgextend <VG name> <パーティションのパス>
VGを追加したら、再度確認します。
VGの総サイズ(VG Size)と未割当の領域(Free PE /Size)がパーティション分増えていることを確認してください。
vgdisplay
LVを作成する。
VGに未割当の領域が追加されたら、今回は新しいディスクとしてマウントしたいためLogical volume(以下LV)を作成し、VGの未割当領域を割り当てます。
まずはLVの状態確認
lvdisplay
確認したら、LVを作成します。
容量指定もできるようですが、パーセント指定でないとディスクの未割当領域を使い切ることができませんでした。
そのため、パーセント指定で作成するコマンドになります。
lvcreate -l 100%FREE -n <作成したいLV名> <割り当て元VG名>
作成後にLVの状態確認
lvdisplay
作成したLVの名前がLV Nameが表示されていることを確認したうえで、後の操作のためLV Pathを覚えておきましょう。
LVが作成されたことを確認したら、ファイルシステムを作成します。今回はCentOS8の標準であるXFSで作成しています。
mkfs.xfs <作成したLVのLV Path>
LVをマウントする。
ファイルシステムガ作成されたら、LVをマウントすることで追加したディスクが利用できます。
mkdirコマンドでマウントポイント作成し、LVをマウントします。
mkdir <マウントポイント> mount <LV Path> <マウントポイント>
ディスクマウント後、dfでマウントされたか確認しましょう。
df -h
ここで表示されたファイルシステムの値を/etc/fstabに記載することで、仮想マシン再起動時にも自動でマウントされるようにします。
>||bash|
vi /etc/fstab
|
以下のレコードを追記します。
<df -hで確認したファイルシステムの値> <マウントポイント> xfs defaults 0 0
思い出しながら書いているため情報の精度は微妙ですが、以上になります。