CentOS8のサーバにRDPで接続できるようにする。

掲題の件、RDP接続のポートが経路中で確認するためにRDP接続をする必要があったが、構築作業中でCentOSしかない状態だったので、CentOSでRDPしてみた。

X Windows環境を導入する。

まず、RDPをする前提として、サーバでX Windowsが動いていないといけないようなので、グループインストールで対応する。
まずはgrouplistを確認する。

yum grouplist

本来、導入したいgroupは"graphical-server-environment"になるみたいですが、言語設定によっては入力する値が変わる(日本語だったら日本語名称になる)ようなので、上記で確認します。
確認が終わったらgroupinstall

yum groupinstall <X windowsが含まれているグループ名>

VNCをインストールする。

今回、xrdpというパッケージでRDPサーバとして動作させようとしているが、xrdpの前提として、VNCサーバが必要なようなので導入しておく。

yum install tigervnc-server

xrdpを導入する。

xrdpはEPELに含まれているようなので、EPELのリポジトリを導入する。
マエハ yum install epel-release デイケタトオモッタンダケドナ・・・

yum install https://dl.fedoraproject.org/pub/epel/epel-release-latest-8.noarch.rpm

EPELのリポジトリが入ったらxrdpをインストールする。

yum install xrdp

xrdpの導入が終わったらxrdpの起動、および自動起動の有効化を実施する。

systemctl start xrdp
systemctl enable xrdp

上記が終わったらxrdpのステータスを確認しておく。

systemctl status xrdp

ポートの穴あけを行う

念のためRDPのポートをLISTENしているか確認しておく。

netstat -an | grep 3389

firewall-cmdでポートの穴あけを実施する。
RDPは3389/tcpだが、最近はパフォーマンス最適化のために3389/udpを使っている場合もあるらしく、
念のため両方開けておく。

firewall-cmd --add-port=3389/tcp --permanent --zone=public
firewall-cmd --add-port=3389/udp --permanent --zone=public
firewall-cmd --reload

ポートが開いたことを確認する。

firewall-cmd --list-all

上記を実行したら、rootユーザでRDP接続できました。


とりあえずRDPで接続できることを確認するためなので、以上となります。