ネットワーク系のトラブルシュートについて
ちょっと勉強が滞っており、単純な内容しか書けなくなっているが、続けることが重要なので書く。
通信先との疎通性を確認する。
当然ながら通信ができている必要がある。
ping を使うことが多いが、サーバ側・もしくは経路中ででICMPをブロックしている可能性があるので、WebサーバへのアクセスならHTTP/HTTPSを使うなど、実際の通信を流してみることも重要になる。
通信経路を確認する。
疎通性が確認できない場合、traceroute によってどういった通信経路を通っているか確認する。
Windowsでのコマンドは tracert になる。
traceroute はping同様にICMPを利用しているため、経路中でICMPがブロックされている場合は利用できない。
また、traceroute の結果から、以下の判断が可能になる。
・想定しているホスト・IPアドレスが順番に出力されているが、途中で途切れている。
->経路中のFW等で通信が遮断されている。
・想定していないホスト・IPアドレスが出力されている。
->経路中のルーティングに不備がある。この場合、どの段階で想定していないホスト・IPアドレスが出力されているか確認する。
上記を行えば、ある程度問題になっている箇所が特定できるはずです。
問題になっている機器が特定出来たら、機器に対応した調査を実施します。
以上になります。